完結した現在でも国内だけにとどまらず、
海外でも大人気の忍者漫画といえば、
岸本斉史先生が描いた【NARUTO-ナルト-】でしょう。
【NARUTO-ナルト-】は【ONE PIECE】と共に、
【ドラゴンボール】終了後の週刊少年ジャンプを支えた作品です。
このことからジャンプ誌上では、
【ONE PIECE】の尾田栄一郎先生と【NARUTO-ナルト-】の岸本斉史先生は、
友好的ながらも互いを認め合った良きライバルのような関係だったともいえます。
このライバル関係を想像するだけでも、
岸本斉史先生に興味が出てきちゃいますよね?
ということで、
岸本斉史先生の他の作品や読者が期待して待っている新作について、
気になったので、
チェックしてみましょう♪
(主な内容)
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岸本斉史 プロフィール
岸本斉史 プロフィール | |
ペンネーム | 岸本斉史 |
本名 | (同じ) |
生年月日 | 1974年11月8日 |
血液型 | O型 |
身長 | ― |
学歴 |
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出身 | 岡山県勝田郡奈義町 |
デビュー作 | カラクリ (1996年) |
主な作品 |
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受賞歴 |
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主なアシスタント | 高橋一浩、加治佐修、池本幹雄、河原武実、西屋浩一、田坂亮、大久保彰、板倉雄一、村上正樹、佐藤敦弘、白坂彰男、平建史 |
備考 |
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※2017年8月現在
岸本斉史先生といえば、
【NARUTO-ナルト-】でみられる、
独特なアングルから描かれる躍動感にあふれるキャラクターの描写や、
独創的な世界観を持った緻密な背景を実現させる高い画力がよく話題に上がります。
そんな高い画力を身につける原点となっているのは、
中学生の時に見た映画『【AKIRA】のポスターだったようです。
相当衝撃を受けたのか・・・
1時間程そのポスターを眺めていたということなので驚きですね。
そんな岸本斉史先生が漫画を描き始めたのは、
高校に入ってからで、
放課後は美術室で石膏の顔や手をモデルにして、
ひたすらデッサンの練習を行い、
そして大学時代に、
【カラクリ】という作品を投稿して受賞し、
これがきっかけで、
漫画界に足を踏み入れることになったそうです。
このように、
アシスタントを経ることなく賞を受賞したものの、
大学を卒業して2~3年後に、
【NARUTO-ナルト-】の連載を開始するまでには、
担当編集者からのボツの連発で、
「自分には漫画家としての才能がないのでは・・・」
そう思った時期が続いたそうです。
そんな悩んだ時期に、
岸本斉史先生が漫画家としての自力を伸ばすために、
毎日図書館と書店やレンタルビデオ店に通って、
漫画・小説・映画を分析して、
演出方法やストーリーの構成、
伏線の回収法などを独学で研究しまくっていたといいます。
高校時代から連載開始までの間、
青春時代のすべてを漫画に全て捧げることが、
【NARUTO-ナルト-】を生み出すことにつながったんですね。
そんなひたむきな努力の経験が、
【NARUTO-ナルト-】の主人公ナルトや、
ロック・リーといったキャラクターのエピソードによく表れています。
ちなみに岸本斉史先生の代表作となった作品、
【NARUTO-ナルト-】ですが、
ご存知かと思いますが、
アニメ化にもなっていることから、
またここで作品を知ったという人も、
きっと多いんでしょうね^^
コチラのdTVなら、
NARUTOシリーズが31日間無料で見れるので、
「久しぶりにアニメのNARUTO見たい!」なら、
ここからだとスマホからでも気軽に見れちゃいます♪
ところで岸本斉史先生はNARUTO以前に、
【カラクリ】という作品を描いていて、
賞も受賞していますが、
この【カラクリ】という作品は、
カラクリと呼ばれる人形を使って、
ロボット兵器と戦うバトル漫画で、
主人公の服装や髪形などが、
NARUTOに登場している、
ライバルキャラクターのサスケの原型となっているのが、
垣間見れます。
さらにNARUTOの中でも登場する、
傀儡人形を使用して戦うキャラクターが登場しますが、
前作の【カラクリ】の設定などが生かされているんでしょうね。
それ以外の岸本斉史先生の作品には、
どんなものがあるのかも気になるところですが、
NARUTO連載中の時に読みきりですが、
野球漫画の【ベンチ】や、
マフィアをテーマに描いた、
【マリオ】などがあります。
岸本斉史先生の過去のインタビューによると、
「B級マフィア映画などの作品を数多く見てきたので、
自分としてはマフィアを扱ったハードボイルドな作品を描いてみたい」
という旨の発言を見かけたことがありますので、
もしかして読み切りの【マリオ】は、
まだ見ぬ新連載への布石なのかもしれませんね?
ファンが気になる岸本斉史の嫁はどんな人?
さて、
岸本斉史先生の女性ファンが最も気になるのが、
「先生は結婚しているのか?」
ということだと思いますが・・・
岸本斉史先生は結婚をされており、
お子さんもいます。
そんな岸本斉史先生の嫁についてですが、
通院していた歯科医院の受付をしていた女性とのこと。
歯科医院の受付の女性(嫁)が【NARUTO-ナルト-】のファンで、
受付で作者の名前と同じだったことから気になって声をかけたことが、
親しくなったきっかけのようです。
ちなみに2016年の2月には、
岸本斉史先生の嫁の母が経営している郷土料理店が、
情報番組のロケ地にもなっていました♪
ところで【NARUTO-ナルト-】の中で、
主人公のナルトが母親のクシナと再会して母親からの息子にあてた、
「こんなふうに育ってほしいという願い」に応えるエピソードがあるのですが、
それは岸本斉史先生と嫁が子供を授かった時に、
2人が実際に思ったことをもとにしているそうです。
NARUTO ナルト 53巻
ご紹介したお話はコミックス53刊に収録されています。
このシーンについては、
筆者も個人的に思いで深いシーンなので、
実際に読むことをお勧めします^ ^
岸本斉史【NARUTO-ナルト-】で築いた年収とは?
岸本斉史先生のファンのみならず、
多くの人が気になるのが年収ではないでしょうか?
代表作の【NARUTO-ナルト-】は日本国内だけでなく、
海外でも大人気でアニメ化・映画化もされており、
完結した現在でも、
メディアミックス作品が制作されるているので、
簡単には想像できませんね。
単純に予想してみると、
漫画家先生の主な収入源は、
出版社から支払われる原稿料と著作物にかかる印税。
原稿料に関しては、
作家の人気・キャリア・雑誌により様々ですが、
【NARUTO-ナルト-】の人気・連載歴約15年、
そして少年漫画雑誌のキングオブキング
「週刊少年ジャンプ」ということを考えると、
ページ単価は数万円と考えてもよいでしょう。
平均的な週刊少年漫画誌の連載作品の1週あたりのページ数は、
18~20ページなので、
ページ単価が1万円としても、
1週間で約20万円、
1か月で約80万円、
1年で約960万円・・・
原稿料だけで約1,000万円、
ページ単価が1万円以上の場合はもちろんこれ以上。
そして売れっ子漫画家の最大の旨味ともいえる印税はというと、
コミック1冊あたり作者が受け取るのは定価の8%~10%といわれています。
【NARUTO-ナルト-】の場合、
累計発行部数は2016年時点で2億部といわれているので、
10%で計算すると・・・
完結して約3年がたっているとはいえ、
続編の【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】をきっかけに、
読み始める読者のことも考えると、
今現在の1年で受け取る印税は少なく見積もっても3億は下らないのでは・・・?
他にもゲームなどにも派生している点を考えて、
連載していない今でも原稿料がなくなったとはいえ、
全部ひっくるめて岸本斉史先生の年収は4億円に近いのではないでしょうか??
もう想像ができない世界ですねー!
スゴすぎますっ!!
岸本斉史の新作と今現在の活動状況は?
さて岸本斉史先生の今現在の活動状況ですが、
NARUTOの公式な続編である、
【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】で、
岸本斉史先生は原作・監修をおこなっています。
【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】という作品は、
NARUTO執筆時の元アシスタントである池本幹雄先生が描いており、
ナルトの息子のボルトを主人公とした作品です。
BORUTO-NARUTO NEXT GENERATIONS- 1【電子書籍】[ 岸本斉史 ]
この作品は、
NARUTOの世界観とキャラクターを丸々貸しているようなものですが、
岸本斉史先生は池本幹雄先生のことを長年一緒に仕事してきたことから、
信頼関係が築けているので、
原作・監修という立場から岸本斉史先生が横から口出しするようなことはなく、
池本幹雄先生に自由に描かせているようです。
では気になる岸本斉史先生新作に関しては調べてみたところ、
他サイトでは「SF漫画を構想している」との発言があるようですが、
他に詳しい情報などは出ていないので・・・
新作に関してはまだまだ先のようです。
個人的には早く岸本斉史先生の新作が読みたくてたまりませんが、
NARUTO連載時の疲れを癒して、
しっかり充電してほしいとも思えるこのジレンマ・・・
悩むところではありますが。
しかしながら、
岸本斉史先生の作品が載ってない週刊少年ジャンプは、
NARUTOの後継とも呼べる作品がちらほら出てきてはいるものの、
やはりどこか物足りなさも感じているので、
ぜひとも、
いち早く岸本斉史先生には戻ってきてほしいと願っています。