最近電子書籍サイトで無料配信されていたので、
懐かしくてつい夢中になって読んでしまった漫画【幕張】。
この作品は木多康昭先生がかつて「週刊少年ジャンプ」で連載していた作品、
なんですが・・・
ギャグがかなり過激で^^;
こんなの連載して大丈夫なの〜?
なんて思いつつも。
・・・爆笑しながら読んでいましたw
ですが途中で「ジャンプ」の購読を辞めたため、
最後がどうなったのか?とても気になっています。
と同時に、
【幕張】を描いた木多康昭先生って一体どんな方で、
今どんな作品を描いているのか?
めちゃ気になったので、
チェックしてみましょう♪
(主な作品)
|
木多康昭、プロフィール
木多康昭 プロフィール | |
ペンネーム | 木多康昭 |
本名 | ― |
生年月日 | 1969年6月19日 |
血液型 | ― |
学歴 | ? |
出身 | 千葉県 |
デビュー作 | 仮面の告白 (1995年「週刊少年ジャンプ増刊」) |
主な作品 |
|
元アシスタント |
・・・など |
備考 |
|
※2019年3月現在
まずは木多康昭先生についてまとめてみましたが、
先生はTwitterなどSNSはされておらず、
結婚しているのか?などといった情報は、
見当たりませんでした^^;
(また情報が見つかったら追記したいと思います。)
ちなみに気になるお顔ですが、
コチラのwebサイトに顔画像が載っていたものの、
それ以外は画像が見つからなかったので、
これが本当なのかどうかは正直なところ分かりませんでした☆
作品の中に木多康昭先生は度々出てくるものの、
その素顔ってあまり分からない感じです・・・
ただ2006年に行われた早稲田大学のトークライブに、
木多康昭先生が出られたことがあるのですが、
その時の内容を調べたところ、
漫画家になった頃は彼女がいたのに、
【幕張】が連載スタートしてから振られたらしいですがw
それは【幕張】のせいなのかどうなのかは・・・(汗)
さて「週刊少年ジャンプ」の漫画賞を受賞したことでデビューした、
木多康昭先生ですが、
実は3回もの大学受験に失敗しており、
3浪している頃「GAGキングの第二回大賞作品」を見て、
「これなら描ける」と思ったことで、
木多康昭先生はそれまで漫画を描いたことがなかったのに、
漫画家を目指すようになったそうです。
そしてビデオ屋でアルバイトをしながら3年もの間、
新人賞の応募や編集部への持ち込みを続けた結果、
1995年に新人漫画賞を受賞したことで、
ようやく漫画家としてデビューされました。
ということは・・・大学3浪して始めて漫画を描いたということは、
22歳位から漫画を描き始めたわけですよね?
なのにそれから3年ほどでデビューできたということは、
木多康昭先生はギャグ漫画家としてのセンスを元々持っていたんだな、
なんて思ってしまいました。
さて受賞した新人漫画賞の中でも第43回「赤塚賞」では、
入選・準入選が該当者なしの中・・・木多康昭先生は、
【世紀末リーダー伝たけし】で有名な島袋光年先生らと共に、
佳作を受賞されていることから、
当時は注目されていたギャグ漫画家だったと言えますね。
そうしてデビューしすぐに連載がスタートしたのが、
木多康昭先生を代表する作品のひとつ、
【幕張】です!
木多康昭の【幕張】とは?
かなり下品な(汗)下ネタと、
芸能人やジャンプ作品のパロディ。
そして先生自身や漫画家・編集者などをネタにしながら?
話が展開していく、
この作品はどんなストーリーかというと、
作者の出身地でもある千葉県。
そこの「幕張」地区にある「幕張南高校」を舞台に、
仕方なく入った野球部の塩田と奈良を中心に、
むちゃくちゃな高校生活を繰り広げるというギャグ漫画となっています。
その仕方なく入ったという理由ですが、
バスケ部に入りたいが、ジャンプにはスラムダンクがあるし、セクシーコマンドー部には入りたくない
(ウィキペディアより)
・・・この理由を見ただけで、
この漫画大丈夫??なんて思ってしまいますがww
こんな感じで、
作品の中にはジャンプネタがよく出てくるし、
当時人気あった、
広末涼子やZARDが登場することが多く、
(きっと先生が大ファンなんでしょうね)
更には作者の木多康昭先生が作品の中に登場して、
自分が【るろうに剣心】を書いている和月伸宏先生だと近所で嘘をつく、
といったネタが描かれていたりー
作品のストーリーよりも、
こういった小ネタが気になってしまうという(笑)
いや、
話もとてもバカバカしいんで笑ってしまうんですけどねww
広末涼子似の女子がゴリラ顔とか、
とんでもないキャラクターが出てくるし^^;
ただどんな話なのか?
といっても・・・
幕張にある高校の変な日常を描いた作品、
としか言いようがない気がします。
しかも物語の中盤からは、
「世界高校生選手権」に出場するネタを中心に描いているので、
結局のところなんの話がメインなのか、
上手くは言えませんが(ごめんなさい)。
ジャンプネタを扱ったパロディや、
下品なネタが好きな人にはなんとも言えない面白さがある!
そう思いますね〜
最近の漫画で言えば、
筆者個人的には【銀魂】に近いものがあるのではないかと思うんですけどね。
ただ・・・1990年代半ばに描かれた作品ということから、
それこそ広末涼子さんがまだ人気が出始めたばかりのころ、
という時代の作品になるため、
今の若い人には分かりにくいネタが多いかも、
しれないです☆
ちなみに筆者はこの作品で、
「幕張」という地名を知ったのですがw
まだインターネットが普及していなかった時代。
千葉県の「幕張」をこの作品で知ったという人って他にもいるんじゃないか、
なんて思うんですけどねww
(そういった意味では木多康昭先生は幕張地域に貢献していると思います・笑)
木多康昭、今現在の作品は?
筆者は残念なことに、
【幕張】の連載中からジャンプを読んでいなかったので、
その後木多康昭先生がどうされていたのか?
全く知らなかったのですが。
木多康昭先生は【幕張】の連載が終わった後、
「少年ジャンプ」から「少年マガジン」の講談社に移籍されたんですね。
・・・やっぱり、
作品の内容に問題があったのか?
それともジャンプ側から、
作品の内容について規制されてしまったのか?
色々考えてしましますが☆
とにかく講談社に移籍して、
【泣くようぐいす】という、
野球漫画を連載されました。
しかもこの作品。
【幕張】と違って?ちゃんと野球する漫画なんですね!
(【幕張】の野球部設定って殆ど作品と関係なかったのでw)
ですがこの作品。
残念ながら打ち切りとなってしまったそうですが、
時にはシリアスな展開もあるそうなので、
これは気になる作品です。
あと気になるといえば、
その後に連載されたという作品、
【平成義民伝説 代表人】
平成義民伝説代表人 全2巻完結セット(少年マガジンコミックス)
この作品はどうやら、
あの解散した大物アイドルグループや実在の人物、
更には他の漫画家先生らを茶化した内容が描かれている、
ということもあってか、
ある意味アブナイ漫画のようです・・・(汗)
しかも最初の話の設定からだいぶ脱線した挙句、
わずか12話で終了してしまった作品なんです。
となると逆に、
その内容が気になるところですが、
これは電子書籍サイトなどでも配信はされていないので、
中古などで手に入れるしかなさそうですね☆
そんな木多康昭先生が現在連載されている作品が、
【喧嘩稼業】
喧嘩稼業(1) (ヤンマガKCスペシャル) [ 木多 康昭 ]
お、絵柄がすっかり変わってしまっていますww
この作品は【喧嘩商売】という、
2005年「週刊ヤングマガジン」で連載され2010年で完結した作品の、
第2部に当たる作品となっています。
元々線が細い絵を描かれていた木多康昭先生ですが、
この作品からCGを取り入れるようになったということで、
中身を拝見すると、
かなり書きこんだ印象のある絵柄になっていることにも、
【幕張】から長い年月が経ったことを思わせる、
そんな印象を受けました。
ですが・・・冒頭の内容は、
木多康昭先生の持ち味は変わらず!といった感じです!
・・・やっぱり面白いわw
内容は高校生の主人公・佐藤十兵衛を中心に、
格闘技や喧嘩にまつわるストーリー漫画ということで、
いわゆる格闘技漫画となっていますが、
その中にも、
木多康昭先生特有のパロディやギャグは健在でした^^
そして現在は【喧嘩稼業】として隔々週で連載中ということですが、
木多康昭先生が変わらず漫画家として活躍されていて、
良かったです!!
時折内容に問題があってハラハラしちゃうこともありますが、
それが持ち味でもある木多康昭先生の作品は、
正直好き嫌いがあるとは思いますが、
筆者はやっぱり・・・木多康昭先生特有の、
色んな意味でアブナイギャグがとても好きです(笑)
これからもどうか、
漫画家として作品を描き続けて欲しいと思います!!
俺は喧嘩商売1巻の手前ビクトリアで何度も抜いた