かつて「週刊少年ジャンプ」でデビューし、
現在はWEB漫画サイトにて連載中だった、
黒岩よしひろ先生が、
2018年5月8日にお亡くなりになったそうです。
現役で連載されている漫画家先生の訃報に、
多くのファンがショックを受けていることと思います。
今回は黒岩よしひろ先生の追悼の意を込めて、
黒岩よしひろ先生がどんな漫画家だったのか、
まとめてみたいと思います。
(主な内容)
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黒岩よしひろ プロフィール
(出典:https://natalie.mu/comic/news/98966)
黒岩よしひろ プロフィール | |
ペンネーム | 黒岩よしひろ |
本名 | ― |
生年月日 | 1962年9月9日 (2018年5月8日・55歳没) |
血液型 | O型 |
出身 | 長野県長野市 (旧:上水内郡信州新町) |
デビュー | サスケ忍伝 (1983年「週刊少年ジャンプ」) |
主な作品 |
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師匠 | 桂正和 |
備考 |
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※2018年5月現在
黒岩よしひろ先生は桂正和先生の元でアシスタントをしながら、
漫画の投稿をされていたそうで、
1983年に投稿した【ビューティビースト】という作品が、
第26回手塚賞の佳作となり、
更に【舞子ミステリアス】という作品が、
フレッシュジャンプ賞の入選を果たしたことで、
この年に【サスケ忍伝】でデビュー、
しかも同時に初連載ということだったようですが、
残念ながらこの作品は、
10週で打ち切りだったようです。
それにしても、
黒岩よしひろ先生の師匠が桂正和先生ということですが、
・・・今回の訃報を聞いて、
桂正和先生も大きなショックを受けているでしょうね・・・
さてその後も黒岩よしひろ先生は、
「週刊少年ジャンプ」にていくつか連載をされました。
中でも筆者が何となく覚えているのが、
【変幻戦忍アスカ】
変幻戦忍アスカ (上)【電子書籍】[ 黒岩よしひろ ]
女の子を主人公にした忍者ものの作品ですが、
当時「週刊少年ジャンプ」で読んだ記憶がありますね!
ちなみに作風などは、
桂正和先生や永井豪先生の影響を受けていると、
先生自ら語っているそうですが、
なんとなく分かる気がします。
ところで黒岩よしひろ先生がご結婚されているのか?
と言った情報については、
これまでほとんど見当たりませんでしたが、
訃報を受けて、
黒岩よしひろ先生の奥様がブログにて報告をされたことで、
ご結婚されていたことが分かりました。
それにしても亡くなる前日までブログを更新していた、
黒岩よしひろ先生。
こういったことからも、
どこか特別悪かったわけではなく、
突然この世を去られたようです。
このことはファンにとってももちろん、
悲しい出来事だとは思いますが、
何よりもご家族の方にとって、
突然のことで大きなショックを受けていることと思います。
黒岩よしひろ、作品紹介
それでは最後に、
黒岩よしひろ先生の代表作をみてみましょう。
【鬼神童子ZENKI】
鬼神童子ZENKI 1巻 黒岩よしひろ作品集
コチラは谷菊秀先生の原作で、
1992年から1996年の間「月刊少年ジャンプ」にて連載され、
1995年にはテレビアニメ化された、
黒岩よしひろ先生の代表作です。
Amazonの作品紹介によると、
熱いバトルが炸裂するハイテンションお祓いコミック
なんて書いてあります(笑)
黒岩よしひろ先生の作品の入門編として読むのに、
まずはこれがおススメではないかと思います。
それ以外ではコチラの、
【不思議ハンター】シリーズも、
人気があるみたいです^^
ちなみに個人的には、
先に述べた【変幻戦忍アスカ】!
昔ジャンプで読んだっきりなので、
これを機会にもう一度読んで見たいな、
なんて思っています。
連載中の作品の今後について
さて心筋梗塞で突然この世を去られた、
黒岩よしひろ先生。
実は現在WEB漫画サイト「Z」で、
日本神話をモチーフにし、
女の子を主人公にした作品、
【乙女神天照】を連載されていたとのこと。
現在単行本も出されていて、
13話まで掲載されていましたが、
14話の途中までペン入れされていた状態で、
お亡くなりになられたそうです。
そして「Z」編集部によると、
ご遺族の方々に協力して頂いた上で、
14話とラストまでについて読者の方々みてもらえる形にできたらと、
コメントを出されていましたので、
この続きを残された方々で協力して、
完成してもらえたら・・・
連載途中でこの世を去った黒岩よしひろ先生も、
きっと喜ぶことと思います。
また黒岩よしひろ先生の奥様が出されてブログのコメントによると、
先生のHP・ブログ・Twitterのアカウントはこのまま残す意向とのこと。
黒岩よしひろ先生がこれまで描いてこられた作品と共に、
先生が生きてきた証としてSNSなどが残るというのは、
ファンとして嬉しいことだと思います。
作品が完成しないまま亡くなったことは、
先生自身とても無念とは思いますが、
これからも先生の遺した作品はずっと、
残っていくし、
またこれを機会に、
先生の作品を読んでみたいと思います。
最後に、
黒岩よしひろ先生のご冥福をお祈りいたします。