森川ジョージ、休載の原因は病気?
皆さんが一番気にしているのが、
おそらく森川ジョージ先生の病気についてでしょう。
森川ジョージ先生の休載や減ページが目立ち始めたのは、
【はじめの一歩】と同時に連載を行った、
【会いにいくよ】の連載を始めた頃からです。
【会いにいくよ】は短期集中連載で、
全5話の予定でしたが、
おそらく・・・なれない新規の連載作品が、
今までの執筆ペースを崩すことになり、
体調にも影響したのでは?
と筆者は考えています。
長期連載を持つ漫画家先生は、
大抵自分のルーティーンを持っているものです。
長年こなしていたルーティーンが崩れることにより、
一気に体調を崩すといったパターンは珍しくありません。
ただし。
このことについては、
森川ジョージ先生の病名等が発表されているわけでもないので、
あくまで筆者の憶測に過ぎませんが・・・
もしかしたら精神的な疾患なのかもしれないし、
物語が終わりに近づいているため、
複線の回収に悩んだ末のスランプなのかもしれません。
どうあれ森川ジョージ先生は、
28年間今まで頑張って描き続けてきたので、
この辺りで一旦、
まとまった休息をとるのもありなのかなと・・・
一度体調を万全な状態に戻して、
一歩の世界戦を新たに描いたほうがいいのかな、
なんて思う今日この頃です。
あまり無理をしないようにしてください、
森川先生!
森川ジョージは複数いる?「代替わり説」の可能性
ところで長期連載の漫画家先生なら、
一度はこんなとんでもない説が生まれたりしますw
この代替わり説というのは、
森川ジョージ先生が、
アシスタントである弟子に描かせているというもので、
森川ジョージ先生本人を初代と数えて、
6代目まで存在するというとんでもない説です^^;
なぜこの代替わりが疑われ始めたかというと、
物語の進め方や展開の仕方に変化が見られるためです。
漫画が物語であり人が創作している以上、
話の展開の仕方にはクセや、
当時鑑賞した本や映画などの影響、
また自分の感情が表れるものです。
そのため、
【はじめの一歩】も28年も続けていたら、
そりゃ話の展開なども一辺倒ではなくそれぞれ変わるから、
この説はないでしょう!
だって、
【ガラスの仮面】の美内すずえ先生も、
当時の時代を映すようなものは、
作中で極力排して描かれていますが、
長期休載から【ガラスの仮面】の連載を復活したとき、
作中で携帯電話が描かれるようになったんです!?
そりゃ誰でも、
時間の流れで考え方が変わることもあると思います。
【ジャングルの王者ターちゃん♡】の徳弘正也先生が好きな、
歌手の鬼束ちひろさんだって時代が流れるにつれ、
劇的な変化をしているんです。
純粋だから悪い男に影響されてしまうこともあるし、
メタルに影響されてファッションもそっち系になったりもします。
別人に入れ替わっている訳ではないんです!
(ちょっと余談でしたがww)
そう考えたら、
森川ジョージ先生の物語の展開の仕方の変化は、
可愛いものじゃないですか?
ということで、
代替わり説は絶対に違うと、
筆者は森川ジョージ先生を信じています☆
森川ジョージ【はじめの一歩】について
最後になりましたが、
ここで森川ジョージ先生代表作、
【はじめの一歩】について、
お話ししたいと思います。
はじめの一歩(1) (講談社コミックス)
もっと他におススメを・・・
と言いたいところですが。
残念ながら筆者は、
森川ジョージ先生のこの作品しか読んだことがないので、
ご容赦ください。
この作品はイジメられっ子がボクシングと出会って、
夢中になって努力して世界チャンピオンを目指す物語です。
雑に内容をまとめるとこの2行で済んでしまいますが、
後世に残る伝説の名作というのは、
このように2行程度でまとめられるものなんです。
尾田栄一郎先生の【ワンピース】だって雑に内容をまとめると、
「悪魔の実」という不思議な力が宿った実を拾い食いした少年が、
仲間を集めながら海賊王を目指す物語。
・・・これで済んでしまします(笑)
話がそれてしまいましたが、
ここからは筆者が印象に残っている、
【はじめの一歩】のエピソードを3つ紹介します。
ひとつ目は、日本チャンピオンタイトルマッチでの
一歩と千堂の試合です。
初めてデンプシーロールを止められて成す術なしかと思われたときに、
千堂のスマッシュを交わしてからの、
リバーブロー→ガゼルパンチ→デンプシーロールのコンボは・・・
震えました。
そしてそのコンボをうけてもなお立ち上がり、
一歩の顔を睨みつけたままスタンディングで寄りかかって、
ゴングが鳴るのには、
千堂という男の勝負にこだわる意地と、
プライドの高さが非常に印象的でした。
ふたつ目はやっぱり、
ブライアンホーク対鷹村の、
WBCジュニアミドル級タイトルマッチの試合です。
減量苦とブライアンホークの度重なる挑発によって、
敗北寸前まで追いつめられるものの、
今まで積み重ねてきた経験と、
体に染みついたボクシングの技術が一気に爆発するかのような、
鷹村の猛攻と、
ブライアンホークの起死回生のカウンターを躱しながらのブローは、
今まで見てきたボクシング漫画の中で一番カッコよかったですね!
そして勝利者インタビューで、
品性下劣な発言がいいオチになっていて、
鷹村の人間性が出ていて非常に面白かったです!
みっつ目は、
休暇中の一歩と青木が海に旅行に行った先が、
偶然にも鷹村たちの合宿先で、
夜の海辺で青木とトミ子の情事に鷹村が参加してしまい、
鷹村と青木が喧嘩してしまうエピソードが、
非常に印象に残っています。
他にも熱くなれるエピソードや、
面白いエピソードがたくさんあるので、
是非読むことをおススメします!
※追記※
2017年11月22日発売の「週刊少年マガジン」に掲載された、
【はじめの一歩】の衝撃的な展開から、
「連載終了が近いのでは?」という噂が広まっています。
この場ではコミック派の人の為にもネタばれはしませんが、
非常に衝撃的な展開になっています。
(気になる方は本誌を見ていただけたらと思います)
実は連載終了の噂自体は、
休載や減ページが続くようになった頃からありましたが、
2017年11月22日発売分の話の流れから、
連載が絶望的とも思える展開しか見えないからだと思われます。
それに読者が期待していた「デンプシーロール」の完成形が、
スパーリングの段階である程度形に見えてきたことで、
長年引き延ばしてきたデンプシーロールにもある程度区切りがつきました。
そして一歩にかけられているパンチドランカー疑惑が、
一歩の引退を匂わせていました。
【はじめの一歩】という作品は、
プロボクサーの厳しい現実を描いた作品でもあるため、
もしかしたら、
一歩がパンチドランカーであることが発覚してバッドエンドになることも、
十分考えられます。
まだ公式に連載終了が発表されたわけでもないため、
もちろんあくまでも噂ですが、
・・・読者も覚悟していた方がいいかもしれませんね?
森田ジョージ先生の体調も心配ですので、
読者も単純に「まだ連載を続けてください」とはいえませんし、
まだどうなるのかはわかりませんが・・・
もし連載が終了してしまうのなら、
せめて読者も納得できる作品に仕上げてほしいなと、
筆者も強く願います。
*:・’゜☆’ .:*:・’゜☆’ .:*:・’゜☆’ .:*:・☆*:・’゜☆
最後になりますが、
森川ジョージ先生が経営する、
「JB SPORTS BOXING GYM」の屋上には、
【はじめの一歩】の作中でもよく描かれている、
「鷹村像」が置かれています!
これはファンならば、
一度は見てみたいものです^^
休載や減ページで批判されたり、
ファン離れが問題になっていますが、
必要以上に気にせず、
自分のペースで体調を回復させて、
筆者を始め、
読者の皆さんを楽しませて欲しいと願うのと同時に、
これからも森川ジョージ先生を応援していきます!
作者に興味はない。作品をどういう形であれちゃんと終わらせろ。俺が言いたいのはそれだけだ。もう無駄な引き延ばしと同じことの繰り返しはいらんて。さすがに飽きた。
コメントありがとうございます。
読者の方が納得できる、
そんな結末であるところを望ところですね・・・
ここまで拝読させていただきました。記事、書き方お上手ですね。楽しかったです^^
一点だけ気になるところが…
「●●先生の今現在は?」
「今現在」という書き方です。
別のことで例えると「きのうさくじつ、本屋に行った」って感じです。
同じ意味の言葉を重複して使用なさっている点が気になりました…
細かくて申し訳ないですが(⌒-⌒;)
記事の内容はとても読みやすく、先を読みたくなる書き方で良かったです。
通りすがり 様
ご意見ご感想ありがとうございます^^
とっても嬉しいですし、
励みになります。
ところで「今現在」の表記の件ですが、
仰る通り日本語としては変ですよね。
ただあのような表記をしているのには、
ちょっと理由があるため、
あえてあのようなタイトルにしています^^;
なので違和感ある表現で気になると思いますが、
出来たらご理解いただけたら幸いです。
これからも頑張って記事を書いてまいりますので、
また読んでいただけたら嬉しく思います^^
よろしくお願いいたします。