【ハレンチ学園】や【デビルマン】などといった、
名作を数々生み出した漫画家・永井豪先生。
現在(※2019年2月)73歳ということですが、
今でも漫画を描いていらっしゃるのでしょうか?
さて2019年2月21日に放送される「直撃!シンソウ坂上」という番組では、
故・手塚治虫先生について特集されるのですが、
ここで永井豪先生が出演され、
手塚治虫先生の漫画やアニメの制作のことについて語るそうですよ^^
ということで、
今回は永井豪先生ってどんな先生なのか?
チェックしてみましょう♪
(主な内容)
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永井豪、プロフィール
永井豪 プロフィール | |
ペンネーム | 永井豪 |
本名 | 永井 潔 |
生年月日 | 1945年9月6日 |
血液型 | O型 |
学歴 |
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出身 | 石川県輪島市 (東京都豊島区育ち) |
デビュー作 | 目明しポリ吉 (1967年「ぼくら」) |
主な作品 |
・・・他多数 ※作品数が膨大な為ウィキペディアより引用(年代・雑誌名も割愛) |
受賞歴 |
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備考 |
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1967年のデビュー以来、
本当に多くの作品を手掛けている永井豪先生ですが、
漫画家を志そうと思ったキッカケというのが、
3週間に渡って止まらなかった下痢を「大腸がん」だと思い、
「この世に生きた証」として残そうと思ったのが漫画だったということで、
ここから浪人してまで目指していた大学進学を諦めて、
漫画家を目指したそうです。
ちなみに・・・この時。
実は大腸がんではなく「大腸カタル」という病気だったということなので、
癌ではなくて本当に良かったですね^^
さて漫画家を目指して原稿を持ち込むものの、
なかなか雑誌に掲載されるまでには至らず、
そこで漫画家先生へ持ち込むことを勧められ、
最初は幼少期に読んで漫画家になりたいと思ったキッカケとなった、
手塚治虫先生のプロダクションへ持ち込みをしたものの、
ここでは残念なことに手塚治虫先生に会えず・・・
ガッカリしていたところになんと、
石ノ森章太郎先生が原稿を見てくれただけでなく、
すぐに石ノ森章太郎先生の元でアシスタントをすることになりました。
しかし石ノ森章太郎先生のアシスタントの仕事はとても忙しく、
SFのストーリー漫画志望だったものの、
漫画を描く時間がなかなか取れなかったことから、
ページ数の少ないギャグ漫画を描くことにして、
作品の持ち込みをすることにしたそうです。
そんな中テレビアニメ「ちびっこ怪獣ヤダモン」という作品の、
漫画化企画を担当することになり、
この時にギャグ短編【目明しポリ吉】という作品を描いて、
漫画家としてデビューした永井豪先生。
さらにその翌年には、
【ハレンチ学園】を「少年ジャンプ」で発表し大ヒットしたことから、
デビュー当時はからしばらくは、
ギャグ漫画家としてのイメージが強かったようです。
50周年記念愛蔵版 ハレンチ学園1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) [ 永井豪とダイナミックプロ ]
しかし永井豪先生は次第に、
シリアスなストーリー漫画も手掛けるようになるのですが、
それだけでなく、
永井豪先生の漫画作品とアニメとの企画が大ヒットし、
【デビルマン】を始め、
永井豪先生のプロダクション(ダイナミックプロ)との企画アニメでは、
【マジンガーZ】【キューティーハニー】、
そして【ドロロンえん魔くん】【ケッダーロボ】など・・・
これらのタイトルのアニメって当時誰もが見ていたのではないか、
なんて思いますね。
ちなみに永井豪先生作品のアニメというのは、
原作があってアニメということではなく、
まずアニメの企画が先で、
そこからアニメの制作会社から永井豪先生が依頼を受けて、
先生がストーリーなどを考えて制作されるという形なんですね。
また違う作品のキャラ同士が作品内で絡むといったことが、
手塚治虫先生の作品によく見られますが、
こういったことを、
永井豪先生は手塚治虫先生にならっておこなっており、
映画版の【マジンガーZ対デビルマン】などといった作品は、
ファンにとっても絶対ワクワクさせられる企画ですよね^^
永井豪の妻は?
ところで永井豪先生は結婚されていますが、
奥様は淳子さんという方で、
かつて報知新聞などの記事ライターや、
TVのレポーターのお仕事をされていたそうです。
そんなお2人の馴れ初めというのが、
永井豪先生が協力したという人形劇団の取材で、
しかも淳子さん。
永井豪先生と初めて会った時、
自分の魂の片割がいる
そう思ったと、
2011年に発売された雑誌のインタビューでこういったことを答えており、
しかもインタビューの中では夫の永井豪先生ことを、
ベタ褒めしているそうです^^
また永井豪先生も奥様の淳子さんに初めて会った時、
キレイな人だなあと思ったらしく、
取材で書いてくれた劇団の紹介記事もとても良い記事で、
見た目だけでなくその仕事ぶりの素晴らしさに感心されたのだとか。
しかもその人形劇団の宣伝でTVに出た永井豪先生ですが、
当時は【ハレンチ学園】を描いていたこともあって子供に悪い影響を与えている、
といった感じで評判があまり良くなかったみたいですが、
TVに出て子供達のためにかわいい人形劇団をやっている、
といった感じで番組を作ってくれたことで、
永井豪先生のイメージアップに貢献されたみたいですね^^
その後も劇団の取材をしてくれた淳子さんですが、
紹介してくれた永井豪先生の後輩を通じて、
永井豪先生と淳子さんは食事に行きいろんな話をしたお2人は、
その後永井豪先生の恋愛問題を、
占いもやっていたという淳子さんに相談するなどしていたのが・・・
いつの間にか永井豪先生自身が淳子さんに惹かれて、
5〜6年お付き合いした後お2人はご結婚されました。
しかも淳子さんはそれまでの仕事を全て辞めて、
永井豪先生のサポートに尽くしているとのこと。
それまでバリバリ仕事をされていたキャリアウーマンだった淳子さんが、
全ての仕事を辞めてまで夫に尽くす決意をされたということは、
永井豪先生の才能を心の底から認めていたことが伺えますね。
それにしてもお2人は、
初めて会った時から互いに何かしら惹かれあっていてんでしょうね^^
ちなみに奥様の淳子さんですが、
ライターなどのお仕事だけでなく、
霊感が強いこともあって占い師としても活動していましたが、
更には「肥後純子」という名前で歌手デビューしたこともある、
という経歴もお持ちの方なんだとか。
永井豪、現在の作品は?
さて2019年現在70代という永井豪先生ですが、
2009年に故郷の石川県輪島市に「永井豪記念館」が開館し、
ここでは永井豪先生の作品が堪能できるという、
ファンなら一度は訪れたい場所となっています。
そして2016年に第25回日本映画批評家大賞・アニメ部門で、
最高賞となるダイヤモンド大賞を受賞された永井豪先生ですが、
これだけでなくさらに2018年。
永井豪先生のすべての作品が、
第47回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞するといった快挙を成し遂げており、
永井豪先生は本当に、
漫画界だけでなくアニメの世界にも大きな貢献をされていることが分かります。
そんな永井豪先生はかつて、
週刊雑誌の連載を5本受け持つといったこともされており!?
・・・それはさすがに大変だったことから、
5週で挫折して4本減らしたともありますが^^;(それでもスゴイ・・・!)
しかも現在ある少年誌の「週刊少年ジャンプ」を始め、
「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」「週刊少年チャンピオン」、
それに加え、
現在は休刊している少年誌の3誌・・・合わせて7雑誌全て、
永井豪先生は連載の経験をお持ちだというのだから、
永井豪先生のことを調べれば調べる程、
スゴイ話が沢山出てきますね!!
そんな永井豪先生ですが、
2015年の時点でも連載を3本から2本に減らしたとあるものの、
70代という年齢から考えても、
2本でもすごいなーなんて思いますね。
ちなみに現在連載中の作品は、
「ビックコミック」にて【デビルマンサーガ】という、
近未来の世界を舞台に描いた作品があります。
それと、
ノンフィクションにきわめて近いフィクション
ということで描かれている、
永井豪先生の自伝とも言える作品【激マン!】。
これは永井豪先生自身をモデルにした主人公が、
代表される作品の制作について裏話的なものを語ったり、
また作品に対する思いや更には当時の世相などについて描いている、
ということなので、
これは往年のファンは特に興味深い作品ではないでしょうか。
ちなみにこの作品は2010年から描かれていて、
- 激マン!(デビルマンの章)
- 激マン!マジンガーZ編
- 激マン! キューティーハニー編
- 激マン!Z&グレート編
これら4つが描かれています^^
(尚一番最近の作品が、
2018年に発表された【激マン! Z&グレート編】)
それにしても永井豪先生のことを書こうと思い、
今回調べてみたものの、
作品数が膨大すぎて・・・
しかもエピソードも沢山ありすぎるため、
ちゃんとご紹介できなくてごめんなさい^^;
その永井豪先生の作品ですが、
電子書籍サイト「eBookJapan」に永井豪先生の作品年表があったので、
良かったらコチラをご覧いただけたらと思います^^
さて2019年2月21日に放送される、
【直撃!シンソウ坂上】では手塚治虫先生について取り上げられますが、
ここで永井豪先生が出演し、
手塚治虫先生に関するお話をされるということなので、
永井豪先生との関係だったり、
また先生しか知らないエピソードとか聞けるかもしれませんね。
そしてTVで永井豪先生の姿が見れるというのも、
なかなかない機会なので番組を楽しみにしたいと思います。