フランスにあるSF専門の出版社、
「ActuSF」
2003年に創業したこの会社は、
2011年より「歴史改変SF大賞」というのをやっており、
「もしあの時○○だったら」をテーマにした作品に対して、
毎年賞が贈られるそうですが、
このフランスのSF大賞に、
今回日本人の漫画家が選ばれ、
「グラフィック賞」に選出された、
とのこと!
この賞を獲るということは、
いわゆるフランスにおいて、
「歴史を変えるSF漫画」として高評価された、
というのですから、
これはスゴイし、
名誉なことだと思います^^
そしてその選ばれた作品、
というのが、
三部けい先生の、
【僕だけがいない街】
実は三部けい先生の作品を読んだことがないのですが、
今回賞に選ばれた【僕だけがいない街】、
どんな作品なのかとても気になりますが、
三部けい先生ってどんな漫画家先生なのかも、
とても気になりますので、
チェックしてみましょう♪
(主な内容)
|
三部けい プロフィール
三部けい プロフィール | |
ペンネーム | 三部けい (さんべ けい) |
本名 | ― |
別名義 | 三部敬、瓦敬助 |
生年月日 | ??年3月5日 |
血液型 | ― |
身長 | ― |
学歴 | 東京デザイナー学院 |
出身 | 北海道苫小牧市 |
デビュー作 | ゲーム雑誌「電撃アドベンチャーズ」にて作品を発表 |
主な作品 (別名義含む) |
|
受賞歴 |
|
師匠 | 荒木飛呂彦 |
備考 |
|
※2017年11月現在
まず三部けい先生のプロフィールについてまとめてみましたが、
その絵柄や名前で「女性」?と思われるかもしれませんが・・・
三部けい先生は「男性」です。
しかも既婚者で、
奥さんはイラストレーターをされているそうです。
そしてよく年齢はいくつぐらいの方なのか?
気になって検索されているようですが、
三部けい先生。
誕生日は公表していますが、
生まれた年は非公開のようなので、
年齢不詳なんです^^;
ただ分かっていることは、
1988年にはすでに高校を卒業していた、
という記述を見つけたので、
おそらく50代前後ではないかな?
という風に思いますが・・・どうでしょうね?
そしてお顔についても、
年齢同様「非公開」っぽいですね?
残念ながら顔画像は見つかりませんでした。
さて三部けい先生は名義が複数あり、
作品によってPNを使いわけているそうです。
ちなみに代表作品のひとつ、
【奈々子さん的な日常】は「瓦敬助」名義で作品を発表されています。
菜々子さん的な日常REVIVAL(1) (ビッグコミックス)
なので三部けい先生と瓦敬助先生・・・
「作風は似ているけど作者が違う?」
って悩む方がいるかもしれませんね?
さて三部けい先生は、
手塚賞などの入選を経てデビューされましたが、
デビューがゲーム雑誌ということから、
ちょっと変わった経緯でデビューされています。
そんな三部けい先生。
実はかつてあの大ヒット漫画の制作に、
携わっていたようですよ?
三部けいとジョジョとの関係は?
三部けい先生を検索すると
【ジョジョ】のキーワードが出てくるので、
気になって調べてみると、
なんと三部けい先生はかつて、
荒木飛呂彦先生のチーフアシスタントをされていて、
【ジョジョの奇妙な冒険】の、
第2部の終盤から第五部の中盤まで、
制作に携わっていたそうです!
ということは、
今年話題になった【ジョジョ】の実写映画、
第4部にあたる「ダイアモンドは砕けない」の時は、
がっつりアシスタントをされていたことになりますね!
また人気が高く、
筆者も大好きな第3部も、
三部けい先生がアシスタントとして深く関わっていた、
というのですから、
これを聞くとちょっと興奮してしまいますねっ(笑)
ところで三部けい先生はなぜ、
荒木飛呂彦先生もとでアシスタントをすることになったのかというと、
アニメの背景を描きたいという思いから、
北海道から東京の専門学校に通うため、
三部けい先生は上京されました。
しかし朝が起きれないというのがあって、
学校も行かなくなりダラダラして過ごしていた時、
荒木飛呂彦先生がアシスタントを募集している、
というのを見つけ応募したものの、
1度はアシスタントの審査に落ちたそうです。
ところがアシスタントに応募した後返事がなかったことで、
もしかして応募した作品が届いていないかも?
そう思った三部けい先生はもう一度描いて送りなおしをしたそうです。
しかしそれが担当編集者に、
2回も審査に応募するくらいだからやる気がある、
そうと思われたことで、
三部けい先生はアシスタントの審査に合格!
荒木飛呂彦先生の元で、
アシスタントとして雇われることになりました。
こういった経緯で「師匠と弟子」の関係になったお2人ですが、
アシスタントから独立した今でも、
お二人は良い師弟関係のままでいるようで、
三部けい先生の単行本の帯に書かれた、
荒木飛呂彦のコメントが話題になりました、
しかも荒木飛呂彦先生・・・「推薦文」になっていないことで話題にww
それでは今回フランスで「歴史を変えるSF漫画」として評価された、
【僕だけがいない街】とはどんな作品なのか、
最後に見ていきたいと思います。
三部けい【僕だけがいない街】はどんな作品?
今回フランスのSF専門出版社「ActuSF」が選んだ、
「歴史改変SF大賞」
この賞でグラフィック賞に選出された、
【僕だけいない街】
僕だけがいない街(1) (角川コミックスA) [ 三部けい ]
この作品は現在連載は終了していますが、
2014年の「このマンガがすごい!」の、
オトコ編で15位、
また同く2014年の「マンガ大賞」では2位と、
非常に人気の高い作品で、
2016年にはアニメと実写映画化され、
さらに2017年12月15日より、
Netflixオリジナルドラマとしてなんと!
世界190か国以上で配信が決定しているとのこと。
それに先駆けてフランスで賞を受賞しているので、
この年末にかけてますます注目を集めそうですね。
あらすじはというと、
主人公の売れない漫画家・藤沼悟は、
リバイバルと呼ばれる「時が巻き戻る」といった、
特殊能力を持っており、
母親を殺害した犯人を追うべく、
1988年にタイムスリップして事件の謎を解く、
といったサスペンスものになっています。
ざっくりとした内容を見ただけでも、
これは・・・ハマって読んでしまいそうです^^
今回【僕だけがいない街】が、
フランスのSF専門の出版社から注目され賞を受賞しましたが、
日本の作品が過去に特別賞を受賞されたことはあったものの、
今回のような日本の漫画の受賞は初ということになります。
こういったことからも、
「日本の漫画」というのがまた世界に注目され、
話題になること間違いないですね^^
筆者はこれまで三部けい先生の作品を読んだことがなかったので、
これを機会に【僕だけがいない街】や、
その他も過去の作品も読んでみたいです。
そして2017年より現在は「ヤングエース」にて、
【夢で見たあの子のために】という作品が、
最新作として連載されていますので、
コチラも今後注目したいと思います。