デビルマンのアニメ化、
マジンガーZの再映画化など昔の名作が再び復活して話題を呼んでいます。
そんなリバイバルブームの中、
今回は1990年代に大ヒットした推理漫画【金田一少年の事件簿】が、
20年の月日を経過した【金田一37歳の事件簿】として復活を遂げたのです。
そこで【金田一少年の事件簿】を生み出したさとうふみや先生に、
今回はスポットを当てようと思います。
さとうふみや先生といったら、
若手人気女優・清水富美加さんの出家騒動で話題になった、
「幸福の科学」に入信していることがよく取りあげられます。
他にも衆議院選挙に出馬したりと、
漫画家としての活動以外にも注目を集めることが多いので、
一緒にチェックしてみましょう♪
(主な内容)
|
さとうふみや プロフィール
さとうふみや プロフィール | |
ペンネーム | さとうふみや (さとうふみや) |
本名 | 佐藤文子 (さとうふみこ) |
生年月日 | 1965年12月22日 |
血液型 | O型 |
身長 | ― |
学歴 | ― |
出身 | 埼玉県大宮市 |
デビュー作 | カーリ! (1991年) |
主な作品 | ≪連載作品≫
≪読み切り作品≫
|
受賞歴 | 【カーリ!】
|
師匠 | 永野あかね |
アシスタント | 浅井信悟、久世蘭、玉川重機 |
※2018年2月現在
さとうふみや先生といったら、
【金田一少年の事件簿】が代表作としてよく取りあげられますが、
他にも金田一少年シリーズのスピンオフ作品【明智少年の華麗なる事件簿】、
【明智警視の優雅なる事件簿】も作品のファンにはたまらない作品です。
明智少年の華麗なる事件簿 (KCデラックス 週刊少年マガジン)
金田一少年シリーズの中でも主人公のハジメに勝るとも劣らない、
人気キャラクターの明智警視を主人公にした作品で、
特に若き日の明智の活躍が見れる【明智少年の華麗なる事件簿】は、
特におススメです!
他にも金田一少年シリーズとはまた違ったオモシロさのある、
推理漫画の【探偵学園Q】もアニメ化された人気作品です。
探偵学園Q(1) (週刊少年マガジンコミックス)
そんな数々のヒット作を生み出したさとうふみや先生は、
「幸福の科学」という宗教団体に入信しているようで、
「幸福の科学」が出版する本でも作品を描いているようです。
「幸福の科学」といったら、
「エル・カンターレ」という祈りの言葉が有名ですね。
しかし筆者もその程度しか知らないので、
あまり深くは書かないようにします^^;
新興宗教ということで不安に感じる人もいるかもしれませんが、
何を信仰するかは自由なので、
さとうふみや先生が漫画家としての活動に支障をきたさない程度なら、
心配いらないのではないでしょうか。
そして余談ですが、
さとうふみや先生の結婚についても調べてみましたが、
結婚について発表などがないため、
おそらくですが結婚はされていないかと思われます。
さとうふみや、実は女!
ところでさとうふみや先生といったら男性を想像しがちですが。
実際は女性なんですよ!
ペンネームの「さとうふみや」というのは本名を少しもじったもので、
「週刊少年マガジン」に掲載する都合上、
男性名のペンネームの方が読者に受け入れられやすいということで、
編集部がつけたもののようです。
さとうふみや先生の描くキャラクターたちを見ていると、
一見女性が描いているようには見えない絵柄なので、
初めてさとうふみや先生の性別を知った読者の中には、
驚いた人も多いでしょう。
さとうふみや先生のように、
女性漫画家だけど男性名のペンネームで活動している方は、
他にもいるんですよ!
例えば、
荒川弘先生・大高忍先生・金田一連十郎先生に、
山本航暉先生・久保ミツロウ先生など他多数。
なぜ男性名で活動するのかというと、
さとうふみや先生の場合は出版社側がつけたようですが、
男性と女性では読者の受けが大きく異なるからのようです。
少年誌で活動するなら必然的に男性読者が多くなりますよね?
思春期の少年たちは男女の違いに敏感になるので、
女性漫画家の作品というだけで作品を読まれなくなることがあるための措置として、出版社側が提案したのかもしれませんね。
さとうふみやが描く37歳の金田一について
代表作の【金田一少年の事件簿】で、
一躍人気作家の仲間入りを果たしたさとうふみや先生ですが、
作品が誕生して27年を経てついに金田一少年が金田一中年として、
2018年1月23日発売の「イブニング」で再出発したのです。
タイトルはさすがに金田一中年ではなく、
【金田一37歳の事件簿】に変更されていますが、
筆者が読んで感じた印象を一言で言うと、
全然老けて見えませんでした・・・
とても20年の月日が流れたとは思えない、
いつものハジメちゃんの姿には正直がっかりしたような、
変わらない姿にほっとしたような・・・複雑な思いがこみ上げてきます。
天才少年と謳われた高校時代からは考えられない、
ブラック会社に勤務するさえない中年サラリーマンに落ちぶれたハジメちゃん。
中年独身男性のだらしない日常がリアルに描かれる1話に、
共感と絶望を感じられること必至です。
いい歳して部屋の片付けもできず、
マンションの隣の部屋に住む人妻に悶々とした劣情を催すダメな姿に、
「こいつよりはマシな生活遅れてる俺ってスゴイ!」という、
優越感を感じることもできるでしょう(笑)
人生に疲れている人や、
仕事ができずに周囲の人からダメな人認定されている人にほど、
【金田一37歳の事件簿】の第1話は読んで欲しいですね。
きっと落ちぶれたハジメちゃんの現状よりも、
いい生活をしているスゴイ自分に、
生きる希望が見出せるかもしれません!
悩める中年達よ!
【金田一37歳の事件簿】を読んで元気にな~れ!
ところで皆さんが気になっている事件はというと、
まだ1話目ということで起きていません。
しかしハジメちゃんとは何かと縁がある島・・・
前作を読んでいる人なら誰もが知っている、
「オペラ座館殺人事件」でお馴染みの呪われた島、
歌島に仕事で再び訪れることになります。
これから起きる事件に期待せずにはいられません!
気になる続きは2018年2月13日に発売される、
「イブニング」でチェックしましょう!
長くなりましたが、
さとうふみや先生と大注目の【金田一37歳の事件簿】について、
わかっていただけたでしょうか?
まだ始まったばかりの中年になったハジメちゃんの活躍に、
これから目が離せませんね!
これからもさとうふみや先生を応援していこうと思います。