2017年の前半を振り返ると、
将棋が注目を集めることが多かったですよね。
第2期電王戦二番勝負にて、
人工知能(AI)が佐藤天彦名人に勝利。
そして!2016年10月に最年少でのプロ入りを果たし、
「次代の天才」として注目を浴びた藤井聡太四段が、
プロデビューから29勝まで連勝記録を伸ばして注目を集めました。
そんな藤井聡太四段ブームと時を同じくして、
若き天才棋士を扱った大人気漫画【3月のライオン】が、
実写映画化されて話題になりました。
今回はその【3月のライオン】を生み出した、
羽海野チカ先生を紹介します。
羽海野チカ先生を検索すると、
入院や手術といった話題が多いです。
心配になっちゃいますよね・・・
ということで今回は、
入院・手術についての真相と、
羽海野チカ先生が結婚しているのか?
気になる顔やプロフィールなども一緒に、
チェックしてみましょう♪
(主な内容)
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羽海野チカ プロフィール
(出典:https://dot.asahi.com/dot/2014061200062.htmlより引用)
羽海野チカ プロフィール | |
ペンネーム | 羽海野チカ (うみのちか) |
本名 | 本名は非公開 |
生年月日 | 8月30日 ※生まれた年は非公開 |
血液型 | ― |
身長 | ― |
学歴 | 東京都立工芸高等学校デザイン科 卒業 |
出身 | 東京都足立区 |
デビュー作 | ハチミツとクローバー (2000年「CUTiEcomic」) |
主な作品 | 《連載作品》
《読み切り作品》
《原案と監修のみ担当》
《キャラクター原案》
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受賞歴 | 【ハチミツとクローバー】
【3月のライオン】
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アシスタント | 鳥野しの、塾長、ベッチー、チヨ、ワキタ、エミリー、まっちゅん、オノ、R |
備考 |
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※2017年9月現在
優しい絵柄とかわいいキャラクターデザインが大人気の、
羽海野チカ先生ですが、
以外にも連載作品は【ハチミツとクローバー】と、
【3月のライオン】の2つだけというのが驚きです。
それも2作品ともコアなファンがついているだけでなく、
多くの人から親しまれているというから、
まさに「天才」ですね。
プロフィールを見る限りでは、
羽海野チカ先生は本名と年齢を非公開で、
本人の顔出しも極力避けているため、
ミステリアスな印象をうけます。
※ちなみに顔については、
コチラの画像が出てきました。
(出典:www.j-wave.co.jp)
ラジオ番組に出演された時のものらしく、
真ん中が羽海野チカ先生らしいです?
また本名と年齢も調べてみましたが、
残念ながら、
信憑性のある情報がほとんどなく、
本名は・・・
「土屋広美(つちやひろみ)」?
生れた年は・・・
「1966年」??
ではないか?
という噂が出回っている程度しかなく、
信憑性に欠けてしまいますね。
でも生まれた年に関しては、
就職と独立を経験して、
1995年に漫画家としての活動を開始したことを鑑みても、
案外当たっているかもしれません。
そんな羽海野チカ先生ですが、
現在のヒットメーカーに至るまでには、
だいぶ苦労もしてきたようです。
その半生は【ハチミツとクローバー】のような、
充実したような学生生活とは・・・
ほど遠いものでした。
幼少の頃から周囲と馴染むことが苦手で、
ひとりでいる時の記憶がほとんどだといいます。
学生時代には美術系の高校に進学するも、
都立の高校では工業高校のデザイン科のみだったため、
ヤンキーが非常に多くてかなり浮いた存在に。
しかもデザイン科だけは女子が圧倒的に多くて、
男子は7人だけということで、
周囲になじめない羽海野チカ先生にとっては、
地獄のような3年間を味わいました。
しかしそんな高校時代に、
恩人とも呼べる恩師と出会います。
女子美からの出向で美術を担当していた、
おじいちゃん先生との出会いによって、
羽海野チカ先生の将来に光が差し込みます。
おじいちゃん先生が出す課題を、
毎回真面目にこなす羽海野チカ先生の絵見て、
おじいちゃん先生はその絵をとても気に入り、
「おまえが課題を持ってくるの楽しみなんだよ」
と言ってもらうほどにかわいがってもらったそうです^^
そして日々の頑張りの結果。
おじいちゃん先生の紹介もあり、
サンリオの試験を受けることになります。
本当にこのおじいちゃん先生に出会えて、
よかったですね!!
羽海野先生!
サンリオ時代は学生時代と違い、
卒業という終わりがないので、
人間関係はより慎重になるも、
日々の業務の頑張りが認められて、
上司や同期の人たちとも良い関係性を築けていたとのこと!
本当によかったです^^
さて羽海野チカ先生は、
就職後から同人活動も開始しますが、
この同人活動のおかげで、
会社とプライベートのバランスが、
うまく取れていたのかもしれませんね。
しかし同人活動でコミックマーケットにサークル参加するも、
実質ひとりでサークルを回していたため、
見かねた読者が手伝うようなこともあったといいます。
そんなコミケ帰りには友達がいなくて・・・
ひとりぼっちのため泣いて帰ったというような、
聞いているこっちまで切なくなるような経験をしているというので、
これは本当に泣けてきます・・・
頑張れ!羽海野先生!!
決して充実した楽しい半生というわけにはいかないけど、
こうした不遇の経験をして自分が本当にあこがれているからこそ、
羽海野チカ先生の描くキャラクターや物語には
どこか人のあたたかさを感じるものが多いのかもしれませんね!
次はファンの皆さんが気になる羽海野先生が結婚しているのか?
について調べてみました。
羽海野チカは結婚しているの?
ファンとしては若い時に不遇な経験をしている羽海野先生に
幸せになっていてほしいと思っている人が多いので、
結婚されているのかを調べてみました。
その結果は・・・
結婚について羽海野チカ先生自身が公表していないので、
残念ながら分かりませんでした。
噂では「人間椅子」というバンドで
ベース・ボーカルを担当している鈴木研一さんと
結婚しているのではといわれています・・・が!
あくまでも噂なので、
信憑性は薄いです^^;
もし2人が結婚していたとしても、
漫画家とバンドマンでお互いアーティストなので、
通じ合うものがあるのかもしれません。
まぁ羽海野チカ先生は、
もともとミステリアスなところも魅力なので、
結婚について真相が分からなくて、
逆に筆者はホッとしてしまいましたw
個人的には結婚してたとしても結婚していなかったとしても、
羽海野チカ先生を近くで支えてくれる人たちがいてくれたらいいな。
そう願っています。
さて次は、
ちょっと心配で気になる、
羽海野チカ先生の入院・手術に関する真相を調べてみました。
羽海野チカ、入院手術で休載?その真相は?
入院や手術と聞くと、
何か大きな病気をしたんじゃないかって、
非常に心配になりますが・・・
2017年現在入院しているわけではないので、
安心してください^^
それでは、
いつ頃の話なのかと言いますと、
羽海野チカ先生は、
2013年の10月から5か月間、
入院・手術・療養されていました。
詳しい病名などは明かされてませんが、
Twitter上で「縫った」と発言していることと、
療養期間5か月から予想すると、
- 「脳血管疾患」
平均入院期間が89.5日。
入院期間約3か月・自宅療養2か月?
- 「高血圧性疾患」
平均入院期間が60.5日。
入院期間約2か月・自宅療養3か月?
上記の2つのうちのどちらかではないかと思われます。
ですが・・・今は連載も継続していることから、
健康を維持できているので安心ですね。
休載していた5か月間の間は、
SNSでも羽海野チカ先生が病気から快復することを祈る声が、
多く上がっていました。
このことは、
羽海野チカ先生が多くの人に愛されている証拠だといえます^^
これからも、
健康には気を付けてくださいね。
では最後に・・・
今回初めて羽海野チカ先生に興味を持った方、
必見!!
おススメの作品を紹介します。
羽海野チカ、おススメの作品は?
羽海野チカ先生のおススメの作品といったら、
まずは【3月のライオン】です。
3月のライオン 1【電子書籍】[ 羽海野チカ ]
個人的には、
アニメ化と実写映画化が丁度よく藤井四段ブームと重なったことが、
この作品が「神がかかっている」ことの一つだとも思えます。
作品の内容ですが、
幼くして家族を事故で失った少年・零が、
父親の友人である棋士に引き取られて将棋を教わり、
高校生プロとして自立していく物語です。
もちろん将棋がメインの話ですが、
この作品が読者を惹きつける最たる理由は、
- 人との繋がり
- 他人との心の距離
といった人とのコミュニケーションや、
対象の相手に対する愛憎からくる、
望まぬ感情のぶつけ合いを描いているからだと思います。
特に皆さんが好きなのは、
川本家の面々でしょう。
筆者も読んでいて、
三姉妹が笑顔でいるところを見ると毎回癒されます。
モモちゃんの邪気のない可愛い言動。
あかりさんのおせっかいとも思えるほどの優しさと、
拾ってきた猫や人を太らせたがるところは、
まさに女神です。
そしてひなたの自分を信じる信念と、
不器用ながらも一生懸命なところはいじらしいですね。
個人的に印象に残っているエピソードは、
この作品で筆者の中で1,2を争うくらい好きな人物の、
島田開(しまだかい)が零を研究会に誘うまでが、
それぞれの葛藤や思いを知れて印象深いですね。
零の若さからくる愚かさを自覚するところと、
島田さんと二階堂が零のことを思いやる点も、
非常にいいですね。
それから零におせっかいを焼く、
高校の先生の林田高志(はやしだたかし)の、
ズケズケと心をえぐるような容赦の無い発言と、
心の底から零を心配して助力するところは、
もしかしたら、
羽海野チカ先生の恩師である、
おじいちゃん先生が影響しているのかもしれませんね。
とにかく人間関係に疲れている人はこの作品を読むことで、
人の温かさに触れることができるかもしれませんよ。
ちなみに。
2017年10月から、
【3月のライオン】のアニメ2期がなんと!
NHKで放送されるので、
これは是非とも見たいところです^^
楽しみですねー♪
次のおススメ作品は、
【ハチミツとクローバー】です!
ハチミツとクローバー1【電子書籍】[ 羽海野チカ ]
この作品は、
美術大学を舞台にした青春群像劇です。
美術大学が舞台の少女漫画ということで、
「おしゃれなリア充の恋愛漫画」だと決めつけて、
読まず嫌いを決め込む人も多いですが。
それは大きな間違いです。
この作品は、
- 天才であるばかりに周りから疎外されることのつらさ
- 才能のある者たちに囲まれた凡人の劣等感
- 人と寄り添い支えていくことの覚悟の重大さ
を教えてくれる作品です。
この作品は筆者も大好きで、
漫画だけじゃなくアニメも観たのですが、
個人的には、
アニメで見るのがおススメです!
なぜかというと、
タイトルのもとになっている、
「スピッツ」と「スガシカオ」さんの楽曲が、
BGMとして劇中で使用されているからです。
物語の内容と非常にマッチしているから、
間違いなくハマってしまいますよ。
あ、ちなみに!実写映画でも、
スピッツの【魔法のコトバ】という曲が主題歌で、
またエンディングテーマにはスガシカオさんが作った曲、
【アオゾラペダル】が起用されていますが。
この【アオゾラペダル】を歌っているのが、
竹本祐太 役で主演をつとめた櫻井翔さんのグループ、
「嵐」が歌っていましたね^^
(実は筆者、個人的にこの歌が好きなんですww)
と・・・つい、
余談なことを語ってしまいました(笑)
それでは個人的に印象に残っているシーンがあるので、
紹介しますね。
真山巧(まやまたくみ)が憧れている原田理花(はらだりか)と、
理花の故郷の北海道小樽のホテルに1泊した翌朝、
真山に内緒で部屋を出ようとする理花に気づいた真山が、
理花を引き留めるシーン。
これだけならなんともないシーンに思えますが、
2人の設定を知ったら非常に興味が湧きますよ。
理花は未亡人なのですが、
死んだ夫の残した仕事を片付けたら、
夫のもとに旅立とうと考えているんです。
真山は理花の仕事をアシスタントとして手伝いつつ、
儚げな理花に惹かれています。
そして彼女が夫を追って命を絶とうとしていることに、
真山は気付いてしまったことから、
理花に対してストーキングに近い行為を、
日頃から行っているという・・・
2人の設定を知った後だと、
このシーンが非常に恐く思いますよね。
このシーンで流れるスピッツの「ほのほ」という曲が、
まさに真山の心情を表していて、
緊迫したこのシーンとマッチしています。
ちなみにコチラのシーンは、
アニメでは第2期の4話、
コミックでは完全版の8巻に収録されているので、
是非見てみることをおススメします。
最後に漫画ではないですが、
羽海野チカ先生がキャラクター原案を担当した
オリジナルアニメ、
【東のエデン】シリーズもおススメします。
ti 182 アニメ映画チラシ「神山健治 東のエデン」羽海野チカ
ハチクロの森田にデザインが似た主人公、
滝沢朗(たきざわ あきら)と、
他のセレソンと呼ばれる11人の人間が、
各自「100億円」と「ノブレス携帯」と呼ばれるアイテムを使用して、
日本を正しい方向に導くゲームを展開していくといった物語です。
TVシリーズが話題になり、
劇場版も制作された作品なので、
もし興味があればコチラも見てみることをおススメします。
長くなってしまいましたが、
羽海野チカ先生のことを殆どご存知なかった方も、
ちょっと興味が出てきたのではないでしょうか^^?
最後になりますが、
羽海野チカ先生のウリのひとつといえば、
デフォルメされた可愛らしい猫や犬のですよね!
そのイラストを作品以外でも見たいという方は、
羽海野チカ先生の公式Twitterをフォローするとイイですよ!
たまにですが、
落書きみたいなイラストをアップしてくれます♪
映像化がこれからも続くので、
作品に対する否定的な意見なども時には届くでしょうが、
そんなことに負けずに頑張ってくださいね、
羽海野先生!
これからも羽海野チカ先生の活躍を応援していきましょう♪