2020年8月。
衝撃的なニュースが入ってきました。
それは「週刊少年ジャンプ」で連載していた、
【アクタージュ act-age】。
この作品の原作担当をしていたマツキタツヤ先生の逮捕という、
ショッキングなニュース・・・
これによって今連載している、
【アクタージュ act-age】がどうなるのか?
とても気になるところですよね。
さてこの作品については、
作画は別の先生が担当しているのですが、
その作画を担当されている、
宇佐崎しろ先生。
筆者自身はこの作品を読んだことはないのですが、
今回のニュースを受けてこの作品画像をメディアで拝見したところ、
とってもキレイな絵柄で、
しかも作品の内容というのが少年漫画には珍しい、
女優を題材した内容となっているということから、
今さらながら興味があるなあと思っているところです^^;
それにしても人気絶頂の作品の、
原作者の逮捕となると、
この作品今後はどうなるのかというのと同時に、
作画担当の宇佐崎しろ先生についても気になったので、
調べてみたいと思います。
(主な内容)
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宇佐崎しろ プロフィール
ペンネーム | 宇佐崎しろ (うさざき しろ) |
---|---|
本名 | ― |
生年月日 | 1997年12月27日 |
血液型 | ― |
学歴 | ― |
出身 | 奈良県 |
デビュー作 | 阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ (2017年「週刊少年ジャンプ」) ※原作:マツキタツヤ |
主な作品 |
(同人誌)
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備考 |
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※2020年8月現在
宇佐崎しろ先生はまだ漫画家として作品数は少ないものの、
その画力の高さから今注目されている漫画家先生と言ってもいいのではないでしょうか?
元々宇佐崎しろ先生はTwitterで活動されていたそうで、
そこに「予知夢」をテーマにした漫画をTwitterにあげていた、
マツキタツヤ先生と相互フォローしたことが、
宇佐崎しろ先生とマツキタツヤ先生との出会いだったそうですね。
その後マツキタツヤ先生が原作漫画の新人賞、
「ストキンPro」で準キングを受賞されたとき、
その受賞作である【阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ】の作画担当に宇佐崎しろ先生を指名したことがキッカケとなって、
宇佐崎しろ先生はプロの漫画家として活躍することになりました。
そして連載されていた【アクタージュ act-age】が宇佐崎しろ先生にとって作画担当2作目となりますが、
累計発行部数300万部を突破!
第43回講談社漫画賞少年部門にもノミネートされ、
しかも舞台化も決定していたというー
「週刊少年ジャンプ」内でも人気の高い作品となっています。
ちなみに宇佐崎しろ先生はTwitterでイラストなどを描いてはいたものの、
マツキタツヤ先生に作画を指名されるまでは漫画を描いたことなかったらしく、
漫画を描くために上京して【僕のヒーローアカデミア】の原稿を見て勉強されたといったエピソードがありますね。
宇佐崎しろの性別って?
ところで宇佐崎しろ先生。
「週刊少年ジャンプ」での連載ということから、
最初男性の漫画家先生かと思いきや、
どうやら女性の先生のようですね。
コチラは宇佐崎しろ先生の紹介文となっていますが、
この自画像からして女性というのが分かりますし、
またコチラはちょっと古いツイートですが・・・
紗 #本名1文字晒せ
— 宇佐崎しろ (@uszksr) May 31, 2012
『紗』の文字はどちらかというと女性の名前っぽいので、
宇佐崎しろ先生先生はおそらく女性で間違いないと思います。
それから宇佐崎しろ先生の顔画像というのも気になるところですが、
自画像や絵の雰囲気から美人さんかな、
なんて思いますね^^
しかしながら残念なことに、
宇佐崎しろ先生の顔画像については見つかりませんでした・・・
せめてサイン会でもあれば先生の顔を見ることができるかもしれませんが、
これまで宇佐崎しろ先生はサイン会を実施されたこともないようですね。(残念)
宇佐崎しろ 作品紹介
それでは宇佐崎しろ先生が作画を担当している作品がコチラ!
【アクタージュ act-age】
アクタージュ act-age 1【電子書籍】[ マツキタツヤ ]
この作品の内容ですが、
役者志望の女子高生「夜凪 景(よなぎ けい)」はプロダクション『スターズ』のオーディションを受けるが、不合格となる。しかし、その選考にかかわっていた映画監督「黒山 墨字(くろやま すみじ)」と出会い、黒山の率いる『スタジオ大黒天』に所属し、役者をめざし成長していく姿を描く。
(出典:Wikipedia)
いや〜こんな面白そうな漫画の存在を今まで知らなかったのが、
とても残念なところですが、
これは男性だけでなく女性にもウケそうな題材で、
人気があるのも分かる気がしますね!
しかもこの作品。
主人公・夜凪景を実在の女優として扱うプロジェクトを行ったり、
2022年に舞台化、
【アクタージュ act-age 〜銀河鉄道の夜〜】が決定しており、
しかも夜凪景 役をオーデションで選ぶ、
という話になっていることから、
作品の連載が進むのと共に、
こういったメディアとのコラボも行われ注目が集まっていたわけですがー
アクタージュact-ageの今後!絶版の可能性もある?
今回残念なことに・・・
原作者・マツキタツヤ先生が逮捕されるという、
ショッキングなニュースを受けて、
これを重く受けた集英社が、
【アクタージュ act-age】の連載について、
2020年8月11日に発売される、
「週刊少年ジャンプ」36・37合併号にて連載が終了すると、
発表しました・・・
『アクタージュ act-age』連載終了に関するお知らせhttps://t.co/hCsKndrH2r pic.twitter.com/qZeSFhCUGy
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) August 10, 2020
ということは。
話も中途半端で終わってしまう、
ということになってしまうわけなので、
これはファンにとってとても残念な出来事です。
また2020年に決まっていた舞台についても、
現在行われていたヒロイン「夜凪景」役オーディションも中止、
もちろん上演も中止・・・
オーデションについては現在一次選考がおわり二次選考者に進んだ方へ、
案内のメールを送っているところまで進んでいたようです。
なおこの舞台とオーデションですが、
演出は劇作家・演出家の松井周さんが手掛け、
ヒロイン役を射止めた方は舞台デビューとともに、
ホリプロインターナショナルと専属契約を結ぶことが約束されていただけあって、
そういった人たちの夢も今回の事件で、
壊されてしまいました・・・
また一番気になるのが、
連載終了(打ち切り)を受けて単行本の最新版が出ないどころか、
今出ている単行本の絶版も考えられますよね。
そしてなによりもこれまで頑張って作品を手掛けてきていた、
宇佐崎しろ先生の心情を考えると、
これはとても辛いものがあります。
どうか早い時期にまた宇佐崎しろ先生が活躍できるような、
そんな作品に出合えることを願いつつ、
これからも漫画家として頑張ってほしいと思いますし、
また原作者の犯した罪は大きいですが、
それと作品の良さは別なので、
出来たらー単行本が絶版にならないことを祈っています。