少女漫画界の第一人者のひとり、
渡辺多恵子先生!
筆者も「別冊少女コミック」を読んでいた時、
先生の代表作【ファミリー】が大好きで、
当時とてもハマっていたのを思い出しますが、
現在の代表作【風光る】。
・・・実は読んだことなくて^^;
どんな作品なのか?気になっていたら、
2020年5月28日に発売された「月刊flowers」で、
連載終了したとnewsになっていました。
月刊flowers 2020年7月号(2020年5月28日発売)【電子書籍】[ flowers編集部 ]
そこで今回は、
筆者にとっても大好きだった漫画家先生のひとり、
渡辺多恵子先生について、
プロフィールや、
好きだった昔の作品についてチェックしてみましょう♪
(主な内容)
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渡辺多恵子、プロフィール
渡辺多恵子 プロフィール | |
ペンネーム | 渡辺多恵子 |
本名 | ― |
生年月日 | 1960年8月29日 |
血液型 | AB型 |
学歴 | ― |
出身 | 東京都 |
デビュー作 | 和佳ちゃんの熱愛時代 (1979年「別冊少女コミック」) |
主な作品 |
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受賞歴 |
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備考 |
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※2020年5月現在
渡辺多恵子先生は2020年に誕生日を迎えると、
60歳・・・なんともうすぐ還暦を迎える現役の漫画家先生。
デビューが1979年ということなので、
18から19歳でデビューされたことになりますね!
ちなみに先生のお顔の自画像を拝見すると、
眼鏡をかけた女性の顔を描かれていますが、
実際のお顔について調べると、
SNSなどで顔画像を発見することができました♪
コチラは俳優・遠藤雄弥さんのインスタグラムですが、
この投稿になんと・・・!
渡辺多恵子先生が写っているのです。
そしてそのお顔はというと、
自画像どおりで優しそうな先生ですね〜(*^^*)
それから、
少女漫画界で変わらず第一線で活躍されている渡辺多恵子先生は、
ご結婚されているのか?子供はいるのか?
気になるところですが。
調べてみたところ、
情報は見当たりませんでした。
ちなみに女優・杏さんのことは、
姪っ子のように可愛がっているらしく、
杏さんの結婚式に招待された渡辺多恵子先生は、
親族枠に組み込まれていたとか??
…という訳で、情報解禁になりましたのでご報告します!
昨日愛宕神社に於いて、我が心の姪っ子杏ちゃんが、東出昌大くんと婚礼の式を挙げました!参加して来ました!何故か本当に親族の一部に組み込まれて(笑)!ので、幸せのお裾分けします!まる。 pic.twitter.com/31yRvDqTHG— CARAまるスタッフ (@caramaru) October 5, 2015
杏さんは歴史が好き、
いわゆる「歴女」としても有名ですが、
そのキッカケとなった作品が、
渡辺多恵子先生の【風光る】だったことから、
そこから縁があって出会い、
プライベートでも親交を深められたんでしょうね〜(*´ω`)
渡辺多恵子は漫画を辞めていた時期があった?
さて渡辺多恵子先生。
デビューからずっと小学館で執筆していますが、
実は元々「りぼん」を愛読していて、
最初はそっちに投稿されていたのだとか?
ですが「りぼん」では作品を認めてもらえなかったらしく、
その後萩尾望都先生の影響で、
小学館に投稿するようになり、
そのうちデビューの話が来たものの、
未熟だからという理由で渡辺多恵子先生はデビューの話を断った、
にも関らず・・・勝手に?漫画家としてデビューさせられた、
というエピソードを、
2016年に開催されたトークショーでお話しされたようです^^;
そして漫画を描きつつも、
アメリカへホームステイした渡辺多恵子先生は、
そこでの経験を生かして、
代表作【ファミリー】を執筆。
筆者も大好きな、
心温まるアメリカの家族を題材にした作品ですが、
この作品のアニメ化を含めて、
色々と納得できなかった渡辺多恵子先生。
それから少しの間、
漫画の世界から離れていた時期があったようです。
しかも漫画執筆を辞めていた時に芝居のオーデションを受け、
素人でありながらオーデションに合格したことで、
お芝居をされていた時期があったのだとか。
ですが一人でも作ることが出来る漫画家の良さに気付き、
再び漫画家として活動することになった渡辺多恵子先生は、
1997年より幕末をテーマにした作品、
【風光る】の連載を開始。
これがなんと23年にも及ぶ長期連載作品となったので、
幕末をテーマにしていることから、
作品の内容に賛否両論あったものの、
ここまで長く連載できたということは、
それだけ作品が多くの人から支持されていたからなんだと思いますね。
渡辺多恵子、作品紹介
それでは最後に、
渡辺多恵子先生の作品について、
個人的に昔好きだった作品を中心にまとめてみたいと思います。
まずはなんといっても!
【ファミリー!】
ファミリー!(1)【電子書籍】[ 渡辺多恵子 ]
この物語はアメリカ・ロサンゼルスを舞台に、
アンダーソン一家の元に突然、
少年ジョナサン&飼い犬のアダムが現れたところから、
物語が始まります。
突然アンダーソン家の父親・フレディの隠し子としてやってきたジョナサンに、
長女フィーはジョナサンに対して敵対心を持つのですがー
結果的に二人は和解し、
仲良くなるのですが、
そこまでに至った経緯なんかも、
読んでいて心温まる話で、
また子供心にも、
ロサンゼルスに憧れを持ったものです(*´ω`)
ちなみにこの話。
登場人物がみんなアメリカ人なんですが、
個人的にはアンダーソン家にホームステイする、
日本人の女の子が登場する話がとても好きでした♪
【聖14グラフィティ】
聖14グラフィティ(1)【電子書籍】[ 渡辺多恵子 ]
【ファミリー!】連載終了後に発表されたこの作品は、
日本の中学生の女の子が主人公ということで、
前作の【ファミリー!】とは違い、
とても身近に感じられた作品でしたね〜
演歌歌手を目指している空子は隣に住む幼馴染の生月のことが大好き。
でも空子のイケメン兄ふたりからなぜか、
生月との付き合いを反対されているというー
それは一体なぜなのか?
そして空子には出生の秘密が??
2巻で完結なので、
サクッと読めるのもいいですよねー^^
(久々に読みたいなあ☆)
そして最後に。
【ジョセフへの追想】
ジョセフへの追想【電子書籍】[ 渡辺多恵子 ]
渡辺多恵子先生の作品はわりと、
電子書籍になっているものが多いのですが、
コチラの作品が収録された原本も、
電子書籍化されているということなので、
これは嬉しいですね!!
ユニスとジョセフはセント・ジョセフ島に住む幼馴染同士。
2人は幼いころから将来を誓い合った仲だったのですが、
ジョセフは18歳の誕生日を迎えたころから不思議な能力に目覚めるというー
その能力とは一体・・・?
そしてユニスとはどうなってしまうのか?
最後は悲しい結末となっていて、
【ファミリー!】や【聖14グラフティ】などと違い、
コメディではなくシリアスな話となっていますが、
筆者はこの話を【別冊少女コミック】で読んで、
とても大好きだったので、
単行本が発売された時は即・買いましたね。
ということで、
渡辺多恵子先生についてまとめてみましたが、
長い連載期間を経て、
ようやく連載が終了した【風光る】。
恥ずかしながら未だ読んだことがないので、
読んでみたいと思っているのと同時に、
渡辺多恵子先生の次回作に期待したいところですが、
まずは先生にはユックリ休んで欲しいですね。
長い間本当にお疲れ様でした!!