皆さん、
最近自転車に乗っていますか?
今回は2010年代から健康志向を追い風に自転車がブームになっているということで、
自転車漫画で最も勢いのある、
【弱虫ペダル】の作者・渡辺航先生にスポットを当てます。
渡辺航先生をネットで調べてみると、
「ジャンプ」や「苦労人」、
「ロードバイク」「女」といったキーワードが出てきます。
2018年現在、
「週刊少年チャンピオン」で活躍する渡辺航先生とジャンプの関係性や、
何故苦労人と言われているのか?
【弱虫ペダル】が女性から指示される秘密は何なのか?
また気になる年収と結婚と、
渡辺航先生が夢中になって楽しんでいる自転車ライフについても調べてみたので、
一緒にチェックしてみましょう♪
(主な内容)
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渡辺航 プロフィール
(YouTubeより引用・加工)
渡辺航 プロフィール | |
ペンネーム | 渡辺航 (わたなべわたる) |
本名 | 渡辺航 (わたなべわたる) |
生年月日 | 1971年3月9日 |
血液型 | ― |
身長 | ― |
学歴 | 長崎大学 卒業 |
出身 | 長崎県 |
デビュー作 | サプリメン (2001年「マガジンSPECIAL」※連載デビュー) |
主な作品 | ≪連載作品≫
≪読み切り作品≫
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受賞歴 | 【24日は送別式】
【遅刻教師】
【地球が征服されるとき】
【弱虫ペダル】
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備考 |
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※2018年1月現在
渡辺航先生といえば、
自転者競技を描いた代表作の【弱虫ペダル】のイメージ通り、
自転車とは切っても切り離せない濃密な関係にあるようです。
それは渡辺航先生の公式ブログからも伝わってきます。
なぜなら、
ブログの話題のほとんどが自転車のトレーニングと、
自転車のパーツの話題なのです。
筆者は個人的にこのブログが大好きで、
暇なときはよく見るようにしているのですが、
レーサースタイルの渡辺航先生の画像がよく掲載されているのです。
そしてこのブログを頻繁にみる理由というのが、
渡辺航先生の引き締まった肉体と日に焼けた健康的な黒い肌、
そして精悍なお顔を見ることができるからなんです!
2018年現在、
47歳とは思えない健康的で逞しい姿に、
恥ずかしながらいつもトキめいています。
魅力的な渡辺航先生は結婚しているのか?
個人的にすごーく気になったので調べてみましたが、
結婚に関する情報は公式には発表されていないようです。
ブログで見る限りかなりストイックに自転車のトレーニングに励んでいて、
趣味の自転車にもお金を使えているところから考えて、
結婚はされていないのかもしれません。
検索キーワードにも出てくる「女」も気になりますが、
この女というのは、
【弱虫ペダル】が女性から非常に人気があるため、
「女」というキーワードがピックアップされているのでしょう。
渡辺航の年収ってどのくらい?
今や【バキ】シリーズに並ぶ「週刊少年チャンピオン」の看板作品、
【弱虫ペダル】を生み出したことで、
押しも押されぬ売れっ子漫画家の仲間入りを果たした渡辺航先生ですが、
その年収が気になりませんか?
4度のTVアニメ化と劇場版アニメに加えて、
TVドラマ化に舞台化とゲームも作られるといった、
様々なメディアに進出していることから、
間違いなく儲けているにきまってますよね!
・・・ちょっと品のない表現になってしまいましたね^^;
でも渡辺航先生のデビューしてから、
【弱虫ペダル】のヒットまでの22年にわたる長い下積み時代を考えると、
他人事ながら本当にうれしいです!
そんな苦労人の渡辺航先生の現在の年収を、
勝手に(笑)予想してみましょう。
掲載しているのが「週刊少年チャンピオン」の秋田書店ということで、
集英社・講談社・小学館という3大出版社と比較したら、
執筆料も少しだけ下がるのかもしれません。
2017年7月時点で【弱虫ペダル】の発行部数は1700万部を突破して、
人気はあるものの現在の出版不況も考慮すると、
安く見積もってもページの執筆料は2~3万円程ではないでしょうか。
執筆料だけで単純に1週分のページ数が18ページとして、
毎月36~54万円は貰っているでしょう。
それにしても執筆料だけで、
30代半ばのサラリーマンの平均年収以上は約束されています。
そのうえ印税とメディアミックスの原作料が舞い込んでくると考えると、
地方の中小企業の社長さんと同程度の年収(1000万~1500万円程度)は、
軽く超えているのではないでしょうか?
そして渡辺航先生の公式ブログをのぞいてみると、
趣味で乗っている愛車(ロードレーサー)や愛車以外にも、
趣味に懸ける費用を自由に出せる経済力を考えると、
アニメの第4期が放送されている現在なら間違いなく、
年収2000万円程度は固いのではないかと思われます。
あくまでも筆者の憶測なので間違っているかもしれませんが、
苦労してきた渡辺航先生の成功は漫画家を目指す方だけでなく、
様々な分野で活躍しようと努力している人達に夢を見せてくれますね!
渡辺航、デビューはジャンプ?
現在「週刊少年チャンピオン」で大活躍中の渡辺航先生ですが、
プロデビューは「週刊少年ジャンプ」だったって知っていましたか?
実は15歳の時(1986年)にプロデビューしていた渡辺航先生。
そのデビューのキッカケというのが、
ジャンプ編集部が主催している、
ホップ☆ステップ賞で佳作を受賞したからということなんですが、
数本の読み切りを発表するも思うように人気を得ることはできずに、
連載を獲得することはできなかったようです。
デビュー後連載は獲得できなかったけど、
1989年・1991年に赤塚賞佳作受賞、
1992年に赤塚賞入選受賞と、
着実に力をつけるもなかなかヒット作に恵まれず、
大衆に評価されるほどの認知度は得られないまま、
【弱虫ペダル】のヒットまで、
20年以上に及ぶ忍耐の時期を過ごすことになります。
この忍耐の期間では、
一度漫画家として成功する夢を諦めて、
地元の長崎でテレビ局のスタッフとして働いていた時期もあったといいます。
(YouTubeより引用・加工)
それでもやはり夢を諦めきれずに漫画家として復帰し、
見事に成功を手にするのです。
渡辺航先生をはじめとして、
【進撃の巨人】の諌山創先生に【七つの大罪】の鈴木央先生など、
ジャンプ編集部に掲載を断られたり、
打ちきりの憂き目にあった漫画家が活躍する姿を目の当たりにすると、
本流を外れて自らのスタイルを貫いて成功を手にするロマンを感じられますね!
渡辺航の作品について
ここからは、
渡辺航先生の作品にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
渡辺航先生といったら、
【弱虫ペダル】が代表作ですよね。
弱虫ペダル 1【電子書籍】[ 渡辺航 ]
筆者も大好きな作品なのですが、
とにかく女性からの人気が非常に高いのが特徴的なのです。
オタクで友達を作るのが苦手な男子高校生が、
自転車を通して友達を作ったり、
目標をもって仲間と努力していく様は、
まさにスポーツ漫画の王道です。
女性ファンが多いことから、
許斐剛先生が描く、
【テニスの王子様】のようなイケメンばかりが登場する作品か?
とつい思ってしまいますが・・・
実は全く違うんです。
登場キャラクターのビジュアルで勝負したら、
圧倒的に【弱虫ペダル】のキャラクター達は誰一人として、
【テニスの王子様】のキャラクターには勝てないでしょう。
それは許斐剛先生と渡辺航先生の画風が違いすぎるのが要因でしょうが、
この2つの作品で異なるのは、
【テニスの王子様】=「気品に溢れる爽やかさ」と、
【弱虫ペダル】=「泥臭いながらも情熱的ながむしゃらさ」
という、
対照的な魅力ではないでしょうか?
女性には熱くるしいスポ根漫画は好かれなそうですが、
本作は女性にも受け入れられているのは不思議ですよね?
なぜ熱苦しい本作が女性に支持されるのかというと、
キャラクター達の人間味あふれる言動と、
サブキャラクターだろうと敗北した経験を糧に強くなろうと、
ひたむきに努力を重ねるエピソードを織り込むことで、
どんなキャラクターにも感情移入しやすいことが、
女性から支持される最大の要因なのかもしれませんね。
さて【弱虫ペダル】以外の渡辺航先生の作品といったら、
【まじもじるるも】がおススメです。
まじもじるるも1巻【電子書籍】[ 渡辺航 ]
コチラはどんな作品かというと、
平凡な男子高校生が見習い魔女を偶然召還してしまい、
自分の命を代償に契約してしまうという、
魔女っ娘を描いた作品になっています。
本作は【弱虫ペダル】の連載開始前に連載が始まり、
「月刊少年シリウス」にて現在も連載中です。
1部の【まじもじるるも】、
2部の【まじもじるるも 魔界編】、
3部の【まじもじるるも 放課後の魔法中学生】で別れているので、
本シリーズを読むときは読む順番に注意してくださいね。
読む順番は1部→2部→3部の時系列になります。
【弱虫ペダル】からは考えられないような、
全くジャンルの異なる作品ですが、
中2設定満載のファンタジー要素満載で、
キュートなキャラクターなを描いた作風は、
渡辺航先生の作風の幅広さを味わうことができますよ。
上記の2作品以外にも、
小説や映画で話題になった「電車男」の漫画化作品である、
【電車男 でも、俺旅立つよ。】に、
電車男 ―でも、俺旅立つよ。 1 (1)
漫画家に復帰して初の連載作品、
【制服ぬいだら♪】があります。
制服ぬいだら♪1巻【電子書籍】[ 渡辺航 ]
残念ながら筆者は、
【まじもじるるも】シリーズと【弱虫ペダル】しか読んだことがありませんが、
渡辺航先生のブレイク前の忍耐時期の作品を読んできたい方は、
是非読んでみることをおススメします。
長くなりましたが、
渡辺航先生と発表作品のことが少しでもわかっていただけたでしょうか?
15歳での漫画家プロデビューから、
22年にも及ぶなかなかヒットに恵まれない長い苦悩の期間を経て、
大輪の花を咲かせた漫画家人生は、
現実の厳しさと忍耐と努力の大切さを学べます。
そんな自分の苦労時代があるから、
【弱虫ペダル】での田所と、
手嶋・青八木のエピソードに反映させることができたのかもしれませんね。
胸に突き刺さるよな熱いエピソードを描いてくれる渡辺航先生を、
これからも応援していこうと思います。